現地リポート
カメルーン北西地区豚畜産農家協同組合共同体
(NOWEPIFAC)
移動家畜サービス共同イニシアチブの、疫病安全対策フェンスプロジェクトにおけるリポート
作成-
アトゥンバ テグウィ タイトゥス
プロジェクトコーディネーター
NOWEPFA COOP- BOD - Cameroon
P O Box 729 - Bamenda(バメンダ)
http//Nowepifac.com
mobilelivestock1995@gmail.com
はじめに:
当疫病安全対策プロジェクトは、はじめ移動家畜サービス農園の、豚舎区画と菜園区画を両方柵で囲むことを含んでいましたが、現在その焦点は豚舎区画だけになっています。
豚舎からの肥料が、その菜園に容易に運べるようにした豚舎から菜園へのリンクとして、フェンスの下部には搬出口があります。
- このリポートは、段階的なフェンス建設の実現において、基金がどのように使われたかを説明する一連のリポート群の中のひとつです。
進捗:
このリポートが書かれた時点で、壁の上にかぶせる、壁に雨水が染み出すのを防ぐコンクリートキャップを除いて、豚舎の下半分はほぼ完成していました。二方面のフェンスはもう建てられているのですが、豚舎の左翼側だけが残っています。
壁の、砂とセメントを加えた漆喰塗りはまだで、これはおそらくこのプロジェクトの最後のひと突きとして、完成の最終作業になると思います。
フェンスの建設作業と並行して行われていた いくつかの豚舎の床と壁の整備作業はともに完了しました。
使用された材料:
ここでは、豚舎の先にある座れるオープンスペースの建設材料を除外します。
そこでは農園へのロードマップとビジターへの説明書きが置かれる場所が設置され、
そして豚舎への訪問後、座って農場運営者と議論ができます。
私たちはまた、豚舎の拡張に使われた資材をここに含みません。なぜならこれらのすべての追加された活動は、「移動家畜グループ」の単独責務だからです。
使用資材で含むのは: 日干しレンガ、砂、セメント、木材、鉄芯、コンクリート です。
財務分析:
基金の財源:
支出:
プロジェクト実施用地の写真:
Right: 豚舎の下部 (外側、庭側)
移動家畜サービスの労働力による進行中の作業
COMMENTS/ RECOMMENDATIONS:
外側から見える赤い鉄のドアは、売り場になる豚の保有施設の出口になっていて、また内側から見える開放部は、豚舎の下の庭への出口になっています。ここには豚のための出口と同じく短めの鉄のドアが必要で、いまはそのための十分な基金が不足しています。
この土のレンガは、3月に来るであろう雨の浸食に対し溶けやすく、私たちは壁をセメントして、下部をダメージを避けるために不浸透の素材で下塗りする必要がありますが、その過程を進めるための基金がありません。
肥料乾燥場所にも屋根をかける必要があり、それも移動家畜サービスグループにとってひとつの困難な課題です。ですが、この農園が学習に来た農家の人々のためのモデル農場であるがゆえに、それは必要不可欠なものです。
APPRECIATION:
このプロジェクトは、 私たちがたくさん感謝する恩義がある、日本の友人たちのサポート無しにはこの現状で段階まで行く着くことは出来ませんでした。 その日本からの基金は、日本の中心的で親愛なる友人ゴー・コマツを通じて私たちに注がれています。
私たちの日本とオランダの友人から習ったレッスンは、私たちは受けるときよりも与えるときに幸福がある、ということで、今年2017年、移動家畜サービスグループは一匹の豚をほふり、無償でその豚肉を家族、友人、隣人たち、幾人かの協同組合メンバーと分け合いました。
そうすることで、私たちは、日本とオランダからの親交の手を、私たちが持っている海外との友情に恵まれていない人々にも広げていく義務があると信じています。これは豚が加工され売られる2017年のクリスマスイブ12月24日より前に行われました。
私たちは、特別な感謝をシホ・マツクラ、メグミ・イズモジ、ゴー・コマツの母であるヨーコ、そして中でも特に、非常に忙しいスケジュールの中で時間を捻出しプロジェクトリポートを翻訳し、私たちのWebページを作成し、また友人からのサポート基金をカメルーンにいる私たちに送ってくれるゴー・コマツに贈りたいと思います。
またTokyo Union Church の友人や私たちの知らない、ゴーコマツの側に立ち、彼に海外の事案にどうアプローチすべきかのアドバイスを与えてくれている人々に感謝したいと思います。
私たちはまた特別な感謝を、オランダにいる私たちの親愛なる友人たち アリー・ピーター・ウィンゲラー、また2007年からカメルーンにいる多くの家族の人生を変えてきた ジョーカとゲアにも贈りたいと思います。 私を通してこれらの家族たちがあなたがたみんなにあいさつと新年の祈りを送っています。また神様からのこの上ない豊かな祝福が、2018年みなさんにありますよう願っています。
最後を飾る言葉として、私たちは神様のご意志によりみんなに今年会えることを楽しみにしつつ、2018年新年おめでとう!のあいさつで締めくくります。
(このリポートは2018年1月に書かれました)
このページのトップにもどる