カメルーンの現状の生活状況
カメルーンはいろいろな農作物のほかに、木材、ココア、コーヒーを輸出しています。貧しく取り残された人々は、その日食べるものに事欠きながら、雨季に蓄えておくものも何もないまま、 なんとか農業や他のマイナーなビジネスなどのちっぽけな稼ぎで生き延びている状況です。
道路アクセスが悪いため、農家の人々は、作ることはできても市場にそれを売りに出すことが出来ません。
カメルーンの現状の食料状況
カメルーンは主にタイと中国からの米の大量の輸入に頼っています。 そして私たちの安定して生産されている食料品はコーン(マイゼというパン生地になる)、豆類、キャッサバ、ヤム、と数種類のココヤム(サトイモ類)などです。これらの品目によって、人や動物の消費するたくさんの食品を生産できています。
余分に作られたものは私たちの地元の市場のなかで売られつつ、これらのいくぶんかは消費されています。
農家の人々はこの地域で乾季の間に非常に必要とされる耕作を助ける灌漑設備を何も持っていません。だから不作の結果に終わることがたびたびあります。
農家の人々は農薬を買うのにお金を払っていましたが、代表が2014年に日本で得た知識である非化学/オーガニック農薬を人々に教え行き渡らせることが現在求められています。
家畜統計の状況
カメルーンでの家畜は、毎年9月に学校が再開された時の、 子どもたちが学校に戻るときに必要になるお金を確保しておく方法として飼われています。 豚畜産農家は通常、子どもたちの学校での学費や教科書の支払いをするために豚を売ります。こうした理由から、豚製品の生産量は農家によって上がったり下がったり、たびたび不安定になります。 特に実のところ、私たちの中にはそれ自体専門の豚畜産農家としてやっているよりも、どちらかというと趣味としてやっている人が多いという背景によりところがあります。
豚は子を産むのに3ヶ月と3週間と3日かかり、そして生後1ヶ月と2週間後、こぶたは離乳させられると、次の年に二度目の出産を期待できるようになります。 産む数の範囲は平均して8~12頭ほどです。
いくつかの農家は、その他の農家がそれより彼ら(の生活)を向上させるためにお金を得るために、 全てかほとんどを売る一方で、食肉として売る前に若い豚を肥えさせる決断をします。 それぞれの豚畜産農家は2から10頭くらいの数の豚を管理しており、その数は上記の理由でとても不安定です。
わずかな農家は、部分的あるいは段階的にプロフェッショナルになっていくことで、上記の数を確保できることもあります。 しかし餌やりはいつも発展を妨げる最大の課題であり、 そしていくつかの農家が事業活動に従事するために銀行ローンを組んでいるように、幾人かの農家は豚畜産農家のための保険の仕組みを提案して、毎年直面する季節ごとの疫病のリスクに立ち向かっています。
カメルーンの基本情報
カメルーン共和国
人口は2253万2000人、人口密度は1キロ四方あたり39.7人、 そしてその地理的形状によって文化的多様性があり、 他のアフリカ諸国で見ることが出来る全てがあるということで「アフリカのミニチュア」と呼ばれていることで知られています。行政区の背景;
カメルーンは10の地方(日本で言うと県)に分かれており、2県は人口の22%からなる英語圏であり、8県は人口の78%からなるフランス語圏になります。社会/地理的背景'
カメルーンの大統領ポール・ビヤは1933年の2月13日に生まれ、33年もの間大統領兼任軍最高司令官として国を統治してきました。宗教の面では、私たちは信仰と礼拝の自由を持っていて、ムスリムとクリスチャンが人口の多数を占めています。 仏教徒や無宗教も多くいて、私たちはサッカーの国として知られており、自然公園や動物園、禁猟区を含む多くの観光地も持っています。