現地リポート
2015年 活動/会計報告 "A Pig Van Djouke Project"
「ジョーカからのこぶたプロジェクト」
2015年のテーマ ;- "機会を共有し、神を賛美する"

あなたは子豚と餌を得たかもしれないが、このトンネルの終わりに光を見るためにはまだ祈り深いことと勤勉である必要があります。 私たちは神への希望と信頼を持っており、そして私たちはジョーカが世界中で彼女のビジョンを推し進められるよう、 彼女に健康と知恵を与えて頂けるよう神にお願いしています。アーメン
記述と提出-
カメルーン北西地区豚農家協同組合
プロジェクトコーディネーター
アトゥンバ・タイトゥス・テグウィ Atomba Titus Tegwi
導入
カメルーンの貧困を軽減するベストの方策として、ジョーカは豚の生産促進を選択しています。
繁殖のために毎年新しい農家にメスの子豚と餌を寄付し、繁殖時に他の貧しいと見なされた農家にそれを受け渡すことで、
(Passing on the Gift:賜物の受け渡し:以下POG)ジョーカは100以上の農家を支援してきました。彼女のカメルーンは地元の代表者又はプロジェクトコーディネーターをベースとして、 彼女は手段を許可することができれば、他のコミュニティの中にさらに拡大する意欲を持ながら、 カメルーンの北西地域の村落コミュニティで2007年から働いているカメルーン人の地元代表者兼プロジェクトコーディネーター、 アトゥンバ・タイトゥス・テグウィと一緒に活動して来ました。
この物語形式のレポートは、 2014年11月にジョーカから送られた600ユーロがどのように2015年のカメルーンでの 彼女の夢の実現のために有効に使われて来たのかの記録を提供します。
当プロジェクト実行へのステップ-
ステップ1 - プロジェクト評価ミーティング

2月3日の火曜は、バウォックコミュニティの村市場の日でした。この日にA Pig Van Djouke(ジョーカからのこぶた)のPOGプログラムの2014年受益者ミーティングが予定されました。 このミーティングは、このプロジェクトからずっと得てきた利益と、POGのために準備されたこぶたの数と、受益者により達成された成功レベルを評価する狙いがありました。 この会議に先立ち、ある総会が、2月3日の会議のための心構えとして準備されていた間に、12月22日にバメンダで開催されました。
このミーティングが約1時間続いた間に、受益者農家はその経験を共有しました。新しい農家へのPOGのための受益者のための期限が示されたジョーカへ提出されたレポートを我々が総括した後、 いくつかの質問が上がってきました。
いく人かの人々は、与えられた彼ら自身のこぶたは良い品種でなく、その成育は遅れていて、豚はまだ交配されていないと反論しました。 その他では彼らの豚はまだ妊娠中であるとか、あるいは離乳が2月の終わりになると言いました。結果として受け渡せる豚が一匹もいませんでした。
新しい受益者になりたいと望んでいる人々は、POGはすみやかに受け渡されるべきだと求めましたが、昨年の受益者は、彼らが他の農家から購入でき、 彼らの豚が産むための子豚が離乳でき受け渡せるよう、少し遅らせることを求めました。
現地訪問の際の緻密な観察は、いく頭かの豚は実際不足した食料と飼い葉おけの水によって飢えており、 引き伸ばされた議論の後 、もし緊急の対策が採られない場合、 その時借りがある人々からのPOGの子豚の受け取り期限は3月の第1週になると合意されました。
ステップ2 - POG 子豚の収集
2015年の3月7日土曜、その合意された通り私たちはいつものようにバウォックの未完成の協同組合ホールでミーティングの機会を持ちました。
私たちは2014年の受益者たちに、私たちの遅延は、 それがただオランダからのほかの活動を遅らせることになるという理由で私たちにとって不幸だったと語りました。
私たちはまた、POGのためのメスの子豚は、POGの予期されたスケジュールに追いつくために早く成長する高いポテンシャルを持った、 他でもない最良の子豚でなければならないという決議をしました。 人々の豚が子を産んだ場合か、豚がうまく繁殖できなかった場合に、 彼らが豚を代わりに購入することが出来る場合に限り受け渡すと約束されている豚が、 他の受益者たちからまだ与えられないなか、2頭の子豚がジャスティン・ビアンダとベアトリスから与えられました。 2頭の豚は、出来るだけすぐ提供されると約束された他からの残りの豚を待ちながら、 バメンダの協同組合のヘッドオフィスで飼育されながら保管されていました。
利用可能な豚の数を考慮し、2015年は合計7人だけが恩恵を得ることになります。また3頭の子豚が、 盗まれた2頭を補うために購入されることと、ライメン・エリザベスの豚は(繁殖の面で)絶望的であり、 私たちはそれを食肉にするよう勧めているという事実があります。
ステップ3 - 飼料の配合



Left: 粉砕機 / Mid: 配合室にて / Right: 計量と袋詰め
飼料の材料がバメンダのメイン市場で大量に購入され、マニュアルトラックと車とで購入地から協同組合の収集場所へ輸送されました。
コーン(マイゼ)、大豆、魚のすり身が、協同組合のホールで手動で混ぜられる前段階としてまず粉砕機にかけられました。 さまざまな飼料成分が協同組合の建物で比較されながら計量され、子豚が受け渡されるための完成されたバランスで混ぜられました。
50キロそれぞれのバッグは、小麦ふすま、パームカーネルケーキ(ヤシの殻の練り物)、コーン(マイゼ)、魚のすり身、 大豆、骨粉や塩で構成されました。新たな受益者たちと、POGを期間内にうまく子豚を受け渡せた人々に、 そのすばらしさに報いるためにと両者のために合計20袋が作られました。
ステップ4 - 受益者農家の選定
3月15日、受益者選定のためのミーティングがバウォックで開かれました。それは誰が恩恵を得て誰が得ないかの長い議論になりました。
前回の会議の参加者リストと、特に私(代表)が日本にいる間バメンダで行われたミーティングでのグループワークへの参加は、 選択のための主要な基準の一つになりました。
いく人かの人々がそれらのミーティングに参加したと主張したものの、記録リストに彼らの名前がなかった時は、 場が緊迫する場面がありました。 またグループリーダーが受益者たちにグループのために提案したのに、取り繕うために彼らはひいて沈黙したままで、 更に、POGのタイミングが尊重されて豚が正しく飼育されていると見えるような努力が一切なされていないとわかった時も そのような緊迫の場面がありました。


Left: バウォックの食肉処理場の中にて / Right: 屋外にて
他には、このプロジェクトが提供する飼料が終わった後も豚に持続的に餌付けできるようであるべきで餌不足が続くべきでない、 また良い家畜囲いが必要だという議論がありました。
もうひとつの悩みは、もし私たちが経済的に畜産が可能な人々に豚を与えなければならないのなら、 もし道具や囲いを持っている人だけが先に利益を得るなら、どうやって我々は貧困を軽減しようとしていくのだろうということです。
その場合豚舎を建築したり古い豚舎を直したりする人々を助けるのに、チェーンソーが役割を果たします。 メンバーは、要求に応じてチェーンソーオペレーターであるンジェジ・ピーターによって管理されているサービスからの恩恵を思い出しました。
下記のメンバーが最終的に新受益者に選ばれました。
(名前の発音が全員不明なためそのまま英語表記します)
* Njiteh Ronate
* Ndonje Njita Josephine
* Dinga Elias
* Nkamwah ANNA
* Helen Nkontan Ngonga
* Mbialeh Helen
* Tantsou Marceline
ステップ5 - POGのためのバウォックへの飼料と豚の輸送
3月18日、受益者とされた人々へのPOGの子豚と飼料の受け渡しが行われました。 豚と飼料は、公共交通機関の手段によってバウォックに輸送され、協同組合の建物では議論が続きました。
上記リストの受益者たちは、いく人かの以前の受益者の経験に基づいた新しい受益者たちへの注意事項を聞きました。 自由参加型の方式で、 プロジェクトコーディネーターのガイドによって繁殖成功を確実にするためのいくつかの健康維持と餌やりのこつがシェアされました。
7人の受益者は受益者フォームに記入しました。


この豚はすべて、防虫の処理を受け、いくつかの鉄デキストラン注射やビタミンを投与されました。 子豚たちは品質も年齢も同じではなかったので、いつも通りクジの紙が用意され、豚にも1から7の番号がふられたようにクジにも番号がふられました。
数が混ぜられシートの上にまかれ、7人は番号を引いてその番号の豚に向かいました。 7番目の子豚は2週間以内に離乳したときに家で受け渡されることになっていました。
神様からのプロジェクトの成功を願う閉会の祈りがンデ・エリザベス・ライネンによってなされ、集合写真が撮られ、 受益者はそれぞれに応じて違う手段でその豚と飼料を家に持って帰りました。


Left: くじ引き / Right: 引いたくじの子豚を受ける



Left: 7人の新しい受益者 / Mid: バイクで持って帰る人 / Right: 徒歩で持って帰る人
ステップ6 - 履行のモニタリング
NOWEPIFACの新たに選出されたプロジェクト委員会の一部メンバーは、彼ら2015年の受益者がどのように自分の子豚を迎え入れており、 どのように飼育/餌付けされているか確認するために彼らを訪問する必要があります。
バウォックでの2015年3月28日および4月4日には、この特別な割り当てのために確保された日付です。 その他の進行中のプロジェクトは、2015年4月に訪問評価がスケジュールされています。
会計報告
実行予算 600Euros x レート650 = 390.000 セーファーフラン

総経費 = 372.500Frs CFA (37万2千5百セーファーフラン).
未使用あるいは今後の予算に持ち越しは = 17.500 FRS CFA (1万7千5百セーファーフラン)
観測の総括
最近の観測は、このプロジェクトは、最初この協同組合の創設メンバーが作り上げた、組合の経済力をつけて、
その経営にもっと効率をもたらすことが出来るような、日々の貢献を注ぎ込もうという思いが協同組合に広がるように、
メンバーがもっと組合のためにコミットするようになるよう拍車をかけていることを示しています。メンバーはまた、彼らはプロジェクトから豚/子豚の販売からの収入から彼らの子供の学費を支払うことができたので、 このプロジェクトの監視プロセスに参加することを約束してくれています。
農家が世帯のニーズのためではなく全体のために収入を上げるため売るので、 飼料の統計値においての貧困と困難が、同じ形態のなか段々と減少しているので、 「A Pig Van Djouke Project」(ジョーカからのこぶたプロジェクト)は非常に興味深く注目に値する活動です。
勧め
もしこのプロジェクトのターゲット層を、相当の貧困層あるいは恵まれない人々にする場合、その際彼ら貧しい農家がPOGのゴールに
貧しい農家が達することができるように、もっと餌やり(栄養バランスのとれた食料)に注意を払わねばなりません。なぜならほとんどの場合これらの農家は、 プロジェクトのバランスのとれた飼料が終わったときにひどい餌に変えるので、こぶたの生育は自動的に遅れだすからです。
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