「移動家畜サービスグループ」疫病安全対策の
フェンスプロジェクトリポート
作成者:
カメルーン北西地区豚農家共同組合(NOWEPIFAC)内の
移動家畜サービスグループ
アトゥンバ・タイトゥス・テグウィ
Webサイト:http//Nowepifac.com
はじめに:
「移動家畜サービスグループ」(NOWEPIFAC内のプロジェクトグループ)は2017年の最優先プロジェクトとして、家畜の命とくに豚の命を守るための、家畜農園を囲むフェンスの建設プロジェクトを抱えていました。
近隣住民の不法侵入の結果としての季節性疫病の発生による多大な損害を経験してきた養豚部門での歴史を鑑み、移動家畜サービスグループは疫病安全対策のフェンス建設に着手する以外に残された道はないということになりました。
開発パートナーで日本にいる友人であるゴーコマツを通じてのこのプロジェクトへの、財的支援のプロジェクトプロポーザル(提案書)を提出した後、移動家畜サービスのメンバーは2016年12月に日干しレンガの作製を進めました。何も支援が入ってこないという状況のなか、彼らは、少なくとも養豚場の一部だけでも守るためのひとつの試みに取り組むことは出来ました。
2017年1月になって、ゴーコマツはアメリカのクラウドファンディングでいくらかの基金を得て、彼自身と彼の母の寄付分を加えて、このプロジェクトのためにカメルーンに送ってくれました。
畜産農園/庭全域をフェンスで覆わねばならなかったことからの道のりを考えると、2017年2月の時点でこのプロジェクトはその20%が実現されたと言っていいでしょう。
下記の表や写真の中で、私たちはプロジェクトをそれがあるべき水準に持っていくために集めたリソース(資源・資材)と、畜産農園の実際の全体像を提供します。
このプロジェクトのための基金の源泉
支出項目の一覧
移動家畜サービス 家畜農園の現状
3匹のメスと19の子豚が、8つの別個の豚舎の囲いにいて、2017年の4月に離乳の予定にあります。
血統を多様化させるための代用の家畜としての4匹の若いメスが、農園で保持されています。
1匹の若いオスが、交配には向かないということで取り替えられることになっています。(発達障害を持っている) このオスの代わりとして、4月前には他の良い血統のものが、上記3匹のメスの今回の離乳後の再交配のために購入される予定です。
この農園では6匹のウサギも持っています。1匹のメスが9匹の子ども産んだばかりです。
農園内を自由に歩き回っているのは10羽のニワトリです(2羽の雄鶏と8羽の雌鶏)
農園の近くの私たちが住んでいるところに1頭の去勢されたオス犬「シャトー」が農園と住居を守っています。彼は非常に用心深く、夜に警戒の役割を果たしてくれて、でも昼に私たちが住居の周りにいるときに、訪問者にフレンドリーにもなってくれます。
農園の写真いくつか
子どもたちはその成長にしたがって子豚に興味を持つようになって来ました。
写真から豚舎柵の近景と遠景がわかります。
ルーム1:【性別:メス】【名前「ハリサ」】
【+=交配日:2016年10月20日】【F=分娩日:2017年2月18日】【W=離乳日:まだ】
ルーム2:【性別:メス】【名前「ママ」】
【+=交配日:2016年10月19日】【F=分娩日:2017年2月13日】【W=離乳日:まだ】
コメント: 私たちは、あなたたちサポーター皆さまの、私たちのコミュニティのビジョンとミッションを完遂させるまでサポートし続けようという意志と支援に非常に感謝しています。
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