現地リポート
カメルーン北西地区豚畜産農家協同組合共同体
(NOWEPFA COOP- BOD)
移動家畜サービス共同イニシアチブグループ
日本からの2019年1月寄付分のリポート

はじめに:
2018年後半のゴーコマツとの一連のコミュニケーションの後、「SOS日本プロジェクト」で恒例かつ支援者に合意された季ごとの支援を開始するため、
移動家畜サービス(カメルーン北西地区養豚協同組合の設立と構想元になったグループ)への支援が2019年1月分として計画されました。
両者は日本の東京で2014年に遭って以来、タイトゥスとゴーの関係は単なる友情をはるかに超えて、むしろ血縁の家族のようになり、
それゆえ関心は、養豚協同組合や進行中の移動家畜サービスグループの疫病対策フェンスプロジェクトとの関連を超えて他の家族の悩みや問題までおよびます。
実際、SOSジャパンのプロジェクトファンドの正当な用途には、非常に高い柔軟性があります。これが今年オートバイが壊されたという被害が進行中のカメルーンで進行中の社会政治危機の間に起きた、
という知らせを日本の支援者が知った後に、なぜ第一四半期の支援金内からオートバイの修繕の予算を持つことができたかに関しての説明になります。
このレポートは、養豚協同組合、移動家畜サービス、サービスバイクの修理(養豚協同組合と移動家畜グループの両方のプロジェクトコーディネーター/獣医出張訪問用のバイク)のために、1月に受けとった寄付がどのように使用されたかを説明します。
養豚協同組合の用途:
カメルーンで進行中の社会政治危機により、ほとんどの経済的/収入創出活動は地に落ち、したがって私たちの養豚協同組合を含むほとんどの市民社会組織は息を切らして生き残るのに苦労しており、オフィス賃料/資料作成、
移動費、インターネット/電話通信料金、電気料金などの日々の増大する財政的負担に苦しんでいます。
ときにその代金は、家族の準備金から払われ、または私たちのような幸運な人々のために、海外の友人からの有志の寄付から支払われることがあります。
良い開発計画が、カメルーンで人々に無意味な戦争と呼ばれているものに停滞させられるのは非常に苛立たしいことです。
移動家畜サービスの用途:
疫病対策フェンスプロジェクトは、実行ラインに沿って言えば完成にはほど遠く、それはグループの人々のための別の同時進行のプロジェクトが開かれたからです。それは当初の見積もられたフェンスプロジェクトのコストよりもかかりそうで、しかしその価値はあると見られています。
居間、シングルの寝室、トイレ、バスの区画、そして小さなガスキッチンがあるセルフコンテント(家具/設備付き)宿泊アパートが建設され、屋根がかけられました。それは豚舎の下にあり、ドアと間口は角にある、フェンスの外側に面しています。
この生活初心者向けのアパートは、移動家畜サービスの養豚場での豚の飼育を維持するために賃貸されます。 アパートの幅で、フェンスの内側には小さな庭があり、商業目的ではなく自給自足のための家庭用の野菜を植えることができます。このプロジェクト拡大の資金は、一部は農場の豚の販売から、一部は「SOSジャパンプロジェクト」イニシアチブから来ました。



左: 屋根と庭のエリアを示すアパートの幅。
中: 間口は豚舎の後ろ/下に面しています
右: 野菜を移植する準備ができている、豚の肥料を受け付ける庭のセクション。



左: 豚舎の上の、訪問者のための開けた居間と、まだ塗装されていない壁
中: 写真後ろはオオバコのプランテーション/下部は豚舎のフェンスの壁
右: 料理用の野菜の収穫と、いくつかの移植。
バイク修理の用途:
バイクに生じた損害は、実際には、エンジンのような目に見えない部分ではなく、バイクの外部から見える部分に集中していました。
メグミイズモジさんから寄付されたものの半分以上はバイクの修理に使われ、残りは協同組合の費用に使われました。



左: 新しくリアタイヤとリアライトが交換され、使用可能になったバイク
中: 新しくフロントタイヤとフロントライト、ミラーが交換されたバイク
右: オフィスの前で移動の準備ができているバイク、別アングルから。
財務分析:
歳入日本から: ... -137,000 セーファーフラン
移動家畜サービス農園から ... -237,000 セーファーフラン
合計 ... - 374,000 セーファーフラン

進行中の疫病対策フェンスプロジェクトの副産物:
多くの人々が、家畜農場をフェンスで囲うことは、病気を防ぐだけでなく、移動家畜サービスの農場の場合のように、農場が住居の周りにある場合、泥棒から家を守ることができることを学びました。2019年2月2日に猛威をふるった泥棒は、彼らが隣家全体を苦しめたよう私たちの家に侵入することは出来ませんでした。そこには保護フェンスがあったからです。
この農場を訪れたあと、自分たちの家畜農場を囲い、足洗い場を設置することで、モバイル家畜グループの例に倣った世帯は、すでに5軒以上を数えることができます。
フェンシングプロジェクトはまだ完了していませんが、私たちの地域で進行中の政情不安危機にもかかわらず、いわゆるゴーストタウンの期間中にも、それとは逆に何人もの訪問者を許可し、すでに一般の人々に貢献しています。
さまざまな野菜で成功したこの庭は、今までになかったように、野生動物や周囲の家禽/鳥から安全な豚舎内で栽培されています。
その他の想定される囲いの持つ可能性:
すべてが平等になる。:私たちの地域に平和が戻ってきたとき、囲われた区画は、近い将来豚の食肉処理の場所の建築場所として確保されます。そこは豚舎からの豚が食肉加工され、一般に売られ、大量生産と生育が促進される場所です。
近い将来、農場用の飼料挽き工場が必要になるでしょう。
感謝の意:
2019年第1四半期の夢のプロジェクトを成功させるために、基金を動員して助けてくれたゴーコマツとその母、メグミイズモジ、レネデュードラグネとすべてのゴーコマツのTUC(Tokyo Union Church)の友達に、そしてカメルーンからの報告と情報をもとに私たちのウェブサイトを更新してくれた働きに特別の感謝を表したいと思います。
ゴーコマツの犠牲は単にボランティアと言うには大きすぎるので、それは神の聖霊の働きと言うに値すると思います。
このカメルーンの国の歴史の決定的な時期にあって、私たちは全能の神の恵みにより、支援者あなたがたの慈愛にあって生きていることを認識しており、私たちは、私たちの生活を前に進めるために、あなた方が出来る範囲で私たちと分かち合えるよう、神様がみなの財的資源を満たし続けるよう絶えず祈っています。
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