NOWEPIFACからの最新ニュースリポート
2015年11月11日
2015年11月7日、「ラブリー・シスター・ビファン」ウィディクム(正確にはディンク村)は、 以前故障していたものから交換されたオイル圧搾機の性能テストを兼ねた落成を行いました。このグループの代表、マダム・ブクム・エリザベスは協同組合のプロジェクトコーディネーターを招待しました。 それはこのオイル圧搾機のスポンサーであるオランダのハンス・ブランケット財団のPum(パム)に、とうとう彼女らが、 この今機能してメンバーおよび他の村人のために役立っている圧搾機とともに立ち直った、 という事の証人になってもらい報告書を送ってもらうためです。
バメンダの街から車で1時間15分のウィディクム - ディンクのヤシの実の森への到着
(タイトゥス・チャールズ・バーナルド・ジョセフィンの4人のチーム)
記しておかねばならない事は、パーム油生産を楽にする、また組合に飼料精製に必要なパームカーネル(パーム核) を備えるツールとしての2年に渡るサポートの試みは、その目標を達成できず2012年に失敗に終わっていて、 それはこのプロジェクトの支援者を大いに失望させていたということです。
協同組合の運営陣はこの11月7日の落成式に参加できて本当に幸せでした。この落成式の間、下記の点が指摘されました。
この交換されたオイル圧搾用ディーゼルエンジンは非常に新しく、役目を果たしています。
これは5リッターの重油で15缶(1000リッター)の実を処理できます。 が、圧搾タンクから収集タンクまでこの油を洗い落とすのに大量の水を要します。
この圧搾タンクは1000立方センチメートルの容量を持っています。そしてそのタンク満杯の実を8分から10分でつぶす性能を持ちます。
そこからいろいろな実の種類によって、25から35リッターのパーム油を生産する性能を持ちます。
このグループメンバーたちは、この圧搾機入手を導くのに金銭的貢献をしてくれました。
3つのオイル収集タンク(貯蔵池)が、グループメンバーへのサポートの継続として、既存の建物の下に作られました。
また多くの人々が一度に働けるように、もっとこのような貯蔵池が必要とされています。
彼女らの代表を通じてグループメンバーたちは、 今後、パームカーネル(核)割り機と、核種子から油を抽出するためのもうひとつの圧搾機が必要になることを感じ始めています。
これらは石鹸製品の生産に使われるのですが、副産物として、ラブリー・シスター・ビファンがNOWEPIFACのメンバーになって以来の もともとのオイル圧搾プロジェクトの目的だった、養豚組合において動物の飼料の作成に使われるパーム・カーネル・ケーキ(パーム核の塊) も生み出します。
写真;-
この写真から油が貯蔵池に流れ落ちる様子を見ることができます。
Center : 作動中の圧搾機。
Right : 3つのハンマーの見える空の圧搾機の様子。
Center,Right : 製造者がオペレーターを訓練しています。
Right :落成式に華を添えるため、軽い夕食がマダム・エリザベスの家で用意されていました。 メンバーたちはそれぞれ挨拶と感謝の言葉を、この組合のすべてのオランダの開発パートナー、 特にオランダのパムのアリー・ウィンゲラー氏に贈りました。
彼らは、このプロジェクトの最優先課題は出席だということが解るようにさらに懸命に働くことを約束しました。
このページのトップにもどる