現地リポート
カメルーン北西地区豚畜産農家協同組合共同体
(NOWEPIFAC)
活動/会計報告
移動家畜サービスのインフラ改善プロジェクト(疫病対策フェンス設置)
国内避難民(IDPs)への支援
教会(長老派教会ムボマッサ)プロジェクトへの支援
フェイズ2
活動の期間; - 2018年11月10日から12月26日
作成/提出;-
アトゥンバ・テグウィ・タイトゥス
CEO/プロジェクト・コーディネーター
NOWEPIFAC - カメルーン
Tel (237) 677 57 85 99
mobilelivestock1995@gmail.com
http//nowepifac.com
はじめに:
このリポートは上記(前回の)(リポートNo.18_05)の同じ活動の続きとなる報告のため、同じ事実や類似の写真の繰り返しを避けるために、最初のレポートほど多くの詳細を記載しません。 教会リーダーを招聘して、国内避難民支援物資の証人になってもらうような同じ活動は、不便を招くため避けられました。
活動スケジュール/タイムフレーム:
受益者避難民の世帯別参加者リスト:
1. Boghi Jeremiah※人名の発音確認が出来ないため、原文のまま掲載します。
2. Ngwa Mageret Asoh
3. Ndah Clovis
4. Tekoh Antoinette
5. Tebo Emmanuel
6. Wato Samuel
7. Tibe Clarisse
8. Mercy Engonwei
9. Limen Elizabeth
10. …………欠席……………
1:国内避難民(IDPs)の支援:
前回の国内避難民のリストから、ケアする必要のある人の数を考慮して、再び恩恵を受けるべき何人かの人を選びました。 次に、同じ配慮を必要とする新しい受益者を追加しました。
私たちは初回と同じ品目、同じ量を購入しましたが、そこで世帯家族ごとに使う石鹸と米の量を増加するため、受益者のリストを15世帯から10世帯に減らしました。
前回私たちは通行人からねたみを受けるという問題を体験したため屋外での写真撮影をせず、私たちは多くの人々に気づかれることを決して望まないという事実を考慮し、すべての写真は屋内で、イベントは前回より迅速に執り行われました。
私たちは特定された/前回の受益者に、物資の受け渡しの日時を予定決定するために 電話で連絡しました。2018年12月22日、午前10時で合意されました。
受益者たちの総合的な感謝のメッセージが黒板上に書かれ、避難民の前に置かれました。
以下は時系列でのイベントの写真です。ホストファミリーと一緒に暮らす際の良い倫理についての短い講義が提供されました。たとえばこのようなことです。要求されなくても家事をしてホストファミリーを助ける。 彼らがホストファミリーとともに住む敷地内の衛生状態を十分に良く保つこと。ホストファミリーにとって厄介になるような出費をすべて避け、むしろ協力的になって、その上そのホストファミリーにとって責任(重荷)となるより財産となること。
受益者のひとりであるジェレマイア氏より、祈りが捧げられました。彼は、寄付してくれた人々を神様が豊かに祝福してくださること、またこれらの支援品が来た源を充填してくださるよう神様に呼びかけました。 彼はさらに祈りの中で、神様に日本の社会全体、とりわけ寄付者たちの支援を祝福してくださるよう求めました。
その後各世帯の代表が出発のため出てきて、彼らの分の米と石鹸を受け取りました。残りの人々がすでに去った後、何人かの遅れてきた人が来て、名前を登録し、受け取りました。
左: 登録
中央: 講義
右: 祈り
左: 受け取り/出発
中央: 遅れてきた人々の受け取り
右: 受け取りが続く
2018年12月25日の日曜日の教会で、牧師は、教会員は特定の地域の孤児院にいる孤児たちを2018年12月30日に訪問することになる、と発表したので、教会メンバーは彼らの支援をそれが孤児たちに届くように、現物または現金で、12月28日金曜日までに送る必要がありました。
牧師の呼びかけに応えて、私たちは避難民IDPの配布されていない袋の1つを、人道的支援行為のために牧師に渡すことにしました。この受け取るはずだった避難民は、この現在進行中の危機に直面するかもしれないリスクにもかかわらず、自分の村に家を取り戻すために旅をしていました。
2: 疫病対策フェンスプロジェクト:
下の写真を見るとわかるように、フェンスとフェンスの間のスペースはかなり広く、他の区域の養豚場の利点として、スペースをどのように活用するかについて再考の余地を与えてくれます。
ある訪問した友人は養豚場訪問者のための、家畜飼料をストックする場所つきの家を提案し、また別の友人は、そこは養豚場のための、豚肉の食肉処理のセクションにすると良いと言い、またある人のアイデアは時折、ほかの保有場所に加える前に、豚の健康状態を観察するためにとっておく豚を保有する隔離セクションを提供すべきだと、また一方その隔離セクションは、売られる予定の豚のために、潜在的購入者が囲われて保護されたエリア全体に直接入ったとき、疫病を持ち込んで豚舎内を汚染するのを避けるために使われるべきだと提案しています。
上記のすべての提案は実行可能で許容可能ですが、私たちが自由に使えるリソースを考慮して、現時点で適切なものを決定する必要があります。
この最後の写真からわかるように、私の後ろの、フェンスの後ろの部分は、まだ完成点をはるかに下回っています。 写真で私が建設しているところを見ると、養豚場の下に土壌浸食防止壁/堤防があります。
保護壁は、2人の子供が立っている、2つ目の豚舎の仕切りの後ろの地面の下の領域に続く必要があります。
これら2つの養豚場の間にあるのは、バイオガス消化房とバイオガス液体収集房で、ほぼ使用準備が整っています。
これは、2014年に日本で私が受けたARIトレーニングの成果であり、他の関心のある/有能な農家が模倣できる実例でもあります。
3: 教会(長老派教会ムボマッサ)の支援 :
添付の、教会当局から出された謝辞/感謝状を確認してください。
財務分析:
日本から歳入 - 232,479 セーファーフラン,移動家畜サービス豚販売売上より 35,000 セーファーフラン
下記のように配分しました;-
1.) 国内避難民への支援 … -102,500 FCFA,
2.) 疫病対策フェンス … -115,000 FCFA,
3.) エムボマッサ長老教会への支援- 50,000 FCFA
総括/コメント:
国内避難民IDPとの共同生活と、彼らを支援した経験は、あなたがたがすでに知っていると思っていた人々の別の側面を明らかにするため、学ぶべき良い教訓です。
私たちは、受け取った人々の生活にとって、いかに私たちが渡した少しのものが大きな意味を持つのかを目にすることが出来、この困窮の時にあって、この経験を共有できたことを楽しみました。またこの活動は私たちを忙しくさせ、特に活動が公開された時は、私たちはこのコミュニティの魅力のひとつとなりました。
彼らはみな非常に感謝していましたが、最初、寄付者の近親者や友人であるがゆえに受益者にあたるのではと予想されたものの、実際生活水準が良かったので、国内避難民にあたらないと見なされた人々から、寄付者/メッセンジャーであるタイトゥスがヘイトスピーチを受けたことを悔いていました。
この状況の背景の概観から判断するに、ゴーコマツが提案したように、今後教会と国内避難民への支援はここで一時中止するほうが賢明と思われます。 なぜなら個々の、この避難民寄付活動を、日本から何百万セーファーフランも来てタイトゥスを肥えさせている、その一部から引き出したものだろうと考える人々からの、明確な嫉妬の証拠があったからです。私たちはそれよりも、コミュニティの広い基礎の視点と相互関連している協同組合と移動家畜サービスのプロジェクトに集中したいと思います。
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