現地リポート
カメルーン北西地区豚畜産農家協同組合共同体
NOWEPFA -COOP BOD
移動家畜サービスグループ 疫病対策フェンスプロジェクト
日本からの2019年4月~7月寄付分の使用報告リポート
2つの問題に焦点を当てています。;
プレスビタリアンチャーチ・ムボマサ(長老派教会ムボマサ)のアピール文への応答について
疫病対策 フェンスプロジェクトの継続について
作成/提出 y -
アトゥンバ・テグウィ・タイトゥス
プロジェクト・コーディネーター/CEO
NOWEPFA COOP- BOD - カメルーン
P O Box 729 - Bamenda
http//nowepifac.com
mobilelivestock1995@gmail.com
内容:
はじめに
疫病対策フェンスプロジェクトの実現レベル
プロジェクトの主目的の達成度
プロジェクトの写真
今回直面した困難
寄付金の内訳
はじめに:
以下に示す2019年4月に寄付者の方々に送ったメールで約束したように、2つの寄付が上記の2つの目的のためにどのように使われたかの経緯を、この報告書によって完結させます。
「前回のあなたがたの寄付の件ですが、2点の物品だけ購入しましたので、今、簡単なご報告をさせていただきます。砂とセメント3袋(それぞれ60,000フランと15,000フラン)です。
砂とセメントでセメントブロックを作りましたが、セメントと砂が足りず、フェンスの反対側/後ろ側の最後の部分を作ることができていません。
この報告書の内容は、次回の寄付金報告書に反映させ、少額の寄付金ごとに多くの報告書を書かずにすむようにしたいと思います。改めて、ありがとう、そしてあふれるような祝福があるように。」
2019年4月11日受領 - 75,369セーファーフラン(frs CFA)(15,000円)
2019年7月3日受領分 - 143,717セーファーフラン(frs CFA)(28,000円)
疫病対策フェンスプロジェクトの実現レベル:
疫病対策フェンスのプロジェクトは、フェンス周辺の壁がすべて立てられ、ほぼ終了したところです。塀を強固にするために、柱を間隔を決めて立てています。
あとは壁の左官工事と、時間の経過とともに雨が壁まに浸透しないように、壁の上部にキャップやカバーをつけるだけです。
プロジェクトの主目的の達成度:
このプロジェクトは、移動家畜グループの農園エリアにおける、野良動物や人間の侵入による疾病の予防を第一の目的としていたことに留意する必要があります。このプロジェクトは、都市部に位置するため、遠方や近隣からの訪問者が多いためです。
このレポートは、多くの農家が豚コレラの被害に遭っている時期に書かれていますが、今年2019年は、移動家畜グループの農場が初めて、豚コレラの発生から無事免れることに成功しました。
これは、他の疫病対策対策に加えて、この疫病対策プロジェクトがその効果を発揮したことを直接的に証明しています。
また、このプロジェクトは、養豚組合の他の農家が研修の際に訪れ、見学することで各自の農場で模倣することができるように、農場の改装に関しての模範農場・デモ農場として模範を示すことができることを目的としています。
このように考えると、移動家畜サービスグループの豚舎が、他の農家の模範となるような明確な存在になるためには、まだまだやるべきことがたくさんあるのです。オランダの豚の専門家アリー・ウィンゲラー氏のトレーニングガイドに従って、我々はまだ下記のようなことを改善する必要があります...
豚舎内の水やり場と餌やり場の品質
母豚搬送用コンパートメント(仕切り部屋) -分娩格子の設置
生まれたばかりの子豚を温めるための設備を整える
質の高い改良型の血統の豚を十分に飼うこと。 特に、フェンス・プロジェクトへの支出と、現在進行中の社会危機(政情不安)のために、家畜の数が激減しているためです。
近所の有能な農家も、移動家畜グループから生まれた協同組合の農園の例を見て、豚舎にフェンスを設置するようになりました。
プロジェクトの写真:
上の2枚の写真から、豚舎と隣家の住宅がコンクリートで固められた急斜面で隔てられているのがわかると思います。 屋根や豚舎から配管された水道水は、急斜面を流れ、谷を下って地域の小川へとつながっています。
上の2枚の写真は、作業中の様子です。息子のレネーがいつもそばにいて、父である私がセメントブロックを作っている様子を見ています。
今回直面した困難:
このフェンスの奥の部分は、滑りやすく深い側溝の上での作業で、少しでも間違えると大変なことになるので、非常にデリケートな位置での施工になります。
私は、2019年8月28日(水)に、転倒しそうになって体を支えようとしたところ、まだできたばかりの壁がゆがみ、ブロックが背後から追いかけてきて、私は滑りやすい側溝の中を滑っていったため、激しい腰痛と左腕・ひじ周りの傷で1週間過ごすという苦い経験をしました。
息子のジャスティスが駆けつけてくれて、大声で叫びながら私を持ち上げてくれたので助かりました。私は、降伏することなく死を選ぶスパルタンとして、まだ地面にセメントと砂を混ぜたものが残っていたので、決して作業をあきらめませんでした。痛くても、やり遂げなければならなかったのです。
寄付金の内訳:
総計:218,700セーファーフラン
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